なぜ私は出版を続けるのか

出版を始めた頃、

私は一冊出せば満足すると思っていました。

本を書いて。

表紙を作って。

出版ボタンを押して。

それで一つの目標が終わる。

そんなイメージでした。

ですが実際には違いました。

気付けば私は、

次の本のことを考えていました。

目次

売れたから続けているわけではない

誤解されたくないのですが、

私は出版で大きく成功したわけではありません。

ベストセラーになったわけでもありません。

印税生活をしているわけでもありません。

だから、

お金のために続けているという説明はできません。

もちろん売れたら嬉しいです。

読まれたらもっと嬉しいです。

ですが、

それだけではない気がしています。

出版すると観測できる

出版を続ける理由の一つは、

観測できるからです。

書くだけでは分からないことがあります。

出版して初めて見えるものがあります。

読まれるのか。

読まれないのか。

どんな反応があるのか。

何が伝わって、

何が伝わらないのか。

それは出版しなければ観測できません。

本は時間を超える

ブログも好きです。

noteも好きです。

どちらも続けています。

ですが本には少し違う感覚があります。

本は残ります。

数日後。

数か月後。

数年後。

誰かが偶然見つけるかもしれません。

今の私が考えていることが、

未来の誰かに届くかもしれません。

そう考えると不思議な気持ちになります。

自分自身の記録でもある

出版を続けていて思うことがあります。

私は誰かのためだけに書いているわけではありません。

自分自身の記録も残しています。

転職活動。

AIとの対話。

出版という実験。

今の私は今しか存在しません。

数年後には考え方も変わっているでしょう。

だから今を書いておきたい。

そう思っています。

次の問いが生まれる

出版の面白いところは、

答えが増えないことです。

むしろ問いが増えます。

次は何を書くのか。

何を観測するのか。

どんな形で届けるのか。

一冊出すたびに、

新しい疑問が生まれます。

そして私は、

その疑問を追いかけることが嫌いではありません。

AI時代だからこそ

AIが文章を書ける時代になりました。

画像も作れます。

翻訳もできます。

だからこそ、

私は人間が何を観測するのかが気になります。

何に興味を持つのか。

何に悩むのか。

何に挑戦するのか。

出版を続ける理由も、

そこにある気がしています。

まだ途中にいる

私はまだ途中にいます。

転職活動も終わっていません。

ブログも育てている途中です。

出版も始まったばかりです。

だから、

何かを教えられる立場ではありません。

ですが、

途中だからこそ書けることがあります。

成功した後では見えなくなる景色があります。

私はその景色を残したいのです。

おわりに

なぜ私は出版を続けるのか。

その答えは、

出版が好きだからかもしれません。

観測が好きだからかもしれません。

新しい問いが好きだからかもしれません。

正直なところ、

まだよく分かりません。

ただ一つ分かっているのは、

出版は私にとってゴールではなかったということです。

出版は、

観測を続けるための方法の一つでした。

だから私はこれからも、

答えを出すためではなく、

観測を続けるために書いていくのだと思います。


この記事は

48歳、出版する

シリーズの第6話です。

前の記事

多言語出版という実験

シリーズ一覧

【シリーズ一覧】48歳、出版する

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次