不安は、待っていても小さくなりませんでした。
転職活動を始める前は、年齢やブランク、体力、IT業界へ戻れるのかという不安が頭の中にありました。
もっと準備すれば動ける。
もっと自信がつけば応募できる。
そう考えていました。
ですが、実際には逆でした。
不安が消えたから行動できたのではありません。
求人を見て、面談を受けて、職務経歴書を直していく中で、不安の形が少しずつ見えてきました。
今回は、転職活動を通して感じた「不安と行動」について書いてみます。
不安は、考えているだけでは大きくなる
転職活動を始める前は、不安がたくさんありました。
年齢。
体力。
ブランク。
IT業界へ戻れるのか。
応募できる求人はあるのか。
面談で何を聞かれるのか。
どれも自然な不安だったと思います。
ただ、何もしないままだと、不安は頭の中で大きくなっていきます。
まだ起きていないことまで想像してしまう。
悪い可能性ばかり考えてしまう。
その状態では、いつまで待っても動けません。
求人を見るだけでも、現実が少し見えた
最初にやったことは、求人を見ることでした。
応募したわけではありません。
面談を受けたわけでもありません。
ただ、求人票を見ただけです。
それでも、少し変化がありました。
求人はゼロではありませんでした。
自分の経験に近い案件もありました。
PMO、運用、調整、資料作成、進捗管理。
完全に届くかどうかは分かりません。
それでも、「もう無理かもしれない」と想像していた時より、現実は少し具体的になりました。
不安は消えませんでした。
でも、正体の分からない不安ではなくなりました。
何が足りないのか。
どこなら可能性があるのか。
何を整理すればいいのか。
求人を見るだけでも、次に考えることが見えてきました。
面談を受けると、不安は課題に変わる
面談前も不安でした。
何を聞かれるのか。
年齢をどう見られるのか。
介護職の経験をどう説明すればいいのか。
PMOとして何ができるのか。
考え始めると、いくらでも不安は出てきます。
ですが実際に面談を受けてみると、想像していた不安とは少し違いました。
うまく答えられないこともあります。
言葉に詰まることもあります。
自分の経験が足りないと感じることもあります。
でも、それはただの不安ではなく、次に直せる課題でした。
職務経歴書をもう少し整理する。
PMO経験の説明を具体的にする。
介護職からITへ戻る理由を言葉にする。
面談を受けたことで、不安は「何を直せばいいのか」に変わっていきました。
想像の中の不安より、現実の課題の方が扱いやすい。
これは、転職活動を始めてから大きく感じたことです。
完璧な準備は存在しない
準備は大事です。
職務経歴書を整えること。
求人を読むこと。
面談で聞かれそうなことを考えること。
自分の経験を整理すること。
それらは必要です。
ただ、どれだけ準備しても、実際にやってみないと分からないことがあります。
求人票を見なければ、市場感は分かりません。
面談を受けなければ、自分の説明が伝わるかどうかは分かりません。
人から質問されなければ、自分の弱点も見えてきません。
準備してから行動する。
それも大事です。
でも、行動しながら準備が進むこともあります。
不安は消すものではなく、扱うもの
転職活動を始める前は、不安を消そうとしていました。
不安がなくなれば動ける。
自信がつけば進める。
そう考えていました。
でも実際には、不安が完全に消えることはありませんでした。
今も不安はあります。
この先どうなるか分かりません。
思った通りに進む保証もありません。
それでも、以前より少しだけ不安との付き合い方が変わりました。
不安は敵ではありません。
危ないところを教えてくれるものでもあります。
ただ、不安だけで止まってしまうと、現実は何も見えてきません。
小さく動く。
求人を見る。
職務経歴書を直す。
面談を受ける。
面談後に振り返る。
そうやって少しずつ現実を見ていくことで、不安は少しだけ扱いやすくなっていくのだと思います。
おわりに
不安が消えたから行動したのではありません。
行動したから、少しだけ不安が減りました。
転職活動を始める前、不安は頭の中で大きくなっていました。
ですが求人を見て、面談を受けて、職務経歴書を直していくうちに、不安は少しずつ現実の課題に変わっていきました。
何が足りないのか。
どこを直せばいいのか。
どんな案件なら可能性があるのか。
それは動いてみないと分かりませんでした。
まだ答えは出ていません。
転職活動も途中です。
それでも今は、不安を完全に消そうとは思っていません。
不安を抱えたまま、少しだけ動いてみる。
その繰り返しで、次に見る景色が少し変わるのだと思います。
この記事は「転職市場へ戻る」シリーズの追加記事です。

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