転職活動で、面談後に考えるようになったこと

転職活動では、面談の前ばかり気になります。

何を聞かれるのか。

うまく答えられるのか。

経歴をどう説明すればいいのか。

年齢のことをどう見られるのか。

介護職を経験したことをどう話せばいいのか。

面談前は、どうしても不安になります。

ですが何度か面談を受けて気付いたのは、本当に大事なのは面談が終わった後かもしれないということでした。

面談後に振り返ることで、自分の現在地が見えてきます。

うまく話せたこと。

言葉に詰まったこと。

相手の反応が良かった話。

職務経歴書で足りなかった部分。

そうしたものが、面談が終わった後に少しずつ見えてきます。

今回は、転職活動を続ける中で、面談後に考えるようになったことを書いてみます。

目次

面談が終わると、少し疲れる

面談が終わった直後は、少し疲れます。

大きな失敗をしたわけではなくても、頭の中で何度も振り返ってしまいます。

あの質問にはうまく答えられただろうか。

もう少し別の言い方があったのではないか。

自分の経験はちゃんと伝わったのか。

相手はどこを見ていたのか。

面談が終わった後、一人で反省会をしてしまうことがあります。

若い頃なら、面談が終わったらすぐ次へ進めていたかもしれません。

ですが今は、一つひとつの面談を軽く流せなくなりました。

それだけ、次の仕事選びが現実的なものになっているのだと思います。

うまく話せたことより、詰まったところが残る

面談後に強く残るのは、うまく話せたことより、言葉に詰まったところです。

なぜIT業界を離れたのか。

なぜ介護職に移ったのか。

なぜ今またITへ戻ろうとしているのか。

PMOとして何ができるのか。

自分の強みは何か。

答えられないわけではありません。

ただ、話しながら自分でも少し曖昧だと感じることがあります。

その曖昧さは、面談中よりも面談後に残ります。

そして、そこが次に整理すべき部分なのだと思うようになりました。

相手の質問で、自分の弱点が見える

面談で聞かれる質問は、相手がこちらを判断するためのものです。

ですが同時に、自分の弱点を教えてくれるものでもあります。

PMO経験について深く聞かれた時に、どこまで説明できるのか。

要件定義について聞かれた時に、自分の経験がどこまで届いているのか。

技術的な話になった時に、どこから自信がなくなるのか。

面談後に振り返ると、相手がどこを確認したかったのかが少し見えてきます。

これは、職務経歴書だけを見ていても分かりません。

実際に人から質問されることで、初めて見えてくる穴があります。

反応が良かった話も覚えておく

面談後は、反省ばかりしがちです。

ですが最近は、反応が良かった話も覚えておくようにしています。

どの経験を話した時に、相手が少し詳しく聞いてきたのか。

どの説明で、話がスムーズにつながったのか。

どのエピソードに、相手が納得してくれたように見えたのか。

そういう反応も大事な情報です。

自分では大したことがないと思っていた経験が、相手から見ると評価されることがあります。

逆に、自分では強みだと思っていた話が、あまり響かないこともあります。

面談は、自分の価値を一方的に伝える場ではありません。

相手の反応を通じて、自分の経験の見え方を確認する場でもあるのだと思います。

面談後に職務経歴書を直したくなる

面談を受けると、職務経歴書を直したくなります。

面談前には、これでいいと思っていたはずなのに、話してみると足りない部分が見えてきます。

この経験はもう少し具体的に書いた方がいい。

この表現だと伝わりにくい。

この仕事の立ち位置が曖昧だ。

介護職の経験も、もう少し説明の仕方を考えた方がいい。

そんなふうに、書類の改善点が見えてきます。

職務経歴書は、面談前に完成させるものではなく、面談後に育てていくものなのかもしれません。

落ち込む面談にも意味はある

もちろん、面談後に落ち込むこともあります。

うまく話せなかった。

反応が薄かった。

自分の経験が合っていない気がした。

思っていたより求められるものが高かった。

そう感じることもあります。

ですが、それも無駄ではないと思うようになりました。

合わない案件が分かることも、転職活動では大事な情報です。

自分を大きく見せすぎて入ってしまうより、今の自分には少し違うと分かる方が、長い目で見れば良い場合もあります。

転職活動では、入ることだけが目的ではありません。

続けられる場所を探すことも大事です。

その意味では、うまくいかなかった面談にも、観測する価値があるのだと思います。

面談後の感覚はメモしておいた方がいい

最近思うのは、面談後の感覚は早めにメモしておいた方がいいということです。

時間が経つと、細かい感覚は消えていきます。

どの質問で詰まったのか。

どの話に反応があったのか。

どの説明が長くなりすぎたのか。

相手の話し方から何を感じたのか。

案件に対して自分は前向きだったのか。

少し違和感があったのか。

こうしたことは、面談直後の方がよく分かります。

あとから思い出そうとしても、都合よく整理されてしまうことがあります。

だからこそ、面談後の生の感覚を残しておくことには意味があると思っています。

転職活動は、自分の言葉を整える作業でもある

面談を受ける前は、転職活動は仕事を探す作業だと思っていました。

もちろん、それは間違っていません。

ですが最近は、それだけではないと感じています。

転職活動は、自分の言葉を整える作業でもあります。

自分は何をしてきたのか。

何ができるのか。

何が苦手なのか。

なぜ今この働き方を選ぼうとしているのか。

これからどう働きたいのか。

そうしたことを、面談のたびに少しずつ言葉にしていく。

面談後に考える時間は、そのための時間なのかもしれません。

おわりに

転職活動で、面談後に考えるようになったこと。

それは、面談は終わった後にも意味があるということでした。

うまく答えられたかどうか。

通過するかどうか。

もちろんそれも気になります。

ですがそれ以上に、面談後には自分の現在地が見えます。

言葉に詰まったところ。

反応が良かったところ。

職務経歴書で足りなかったところ。

自分が無理をして話していたところ。

逆に、自然に話せた経験。

そうしたものを一つずつ拾っていくことで、少しずつ自分の働き方が見えてくる気がします。

転職活動はまだ途中です。

結果もまだ分かりません。

でも面談を受けるたびに、自分の経歴を少しずつ言葉にできるようになっています。

転職市場へ戻るということは、ただ仕事を探すことではなく、これまでの自分をもう一度説明し直すことなのかもしれません。

この記事は
48歳、転職市場へ戻る
シリーズの追加記事です。

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