ドッグフードで半生タイプは良くないって本当？

半生タイプのドッグフードは愛犬にとってあまり良くないという噂を時々聞きますが、何が問題なのか、そして何か対策は無いかなど色々調べて見ました。

1.愛犬の噛む力が弱くなる

小型犬や噛む力の衰えた老犬には食べやすくて良いのですが、中型以上の成犬にとっては半生タイプのドッグフードは柔らかすぎて、ほとんど顎の力を使わずに食べられてしまいます。そのため、長く食べ続けていくと顎の筋肉の劣化を引き起こす（噛む力が弱くなる）原因になりかねません。 もし半生タイプのドッグフードを食べさせる場合は時々硬いものも食べさせてあげましょう、そうすれば愛犬も老後まで健康な歯・顎で過ごせることでしょう。

2.歯垢・歯石がつきやすくなり虫歯になりやすくなる

柔らかいフードは歯にまとわりつきやすく、そのため歯垢・歯石の元となります。 歯垢・歯石をそのままにしておくと虫歯になってしまいます。 健康な歯を持っている子は、歯槽膿漏（しそうのうろう）などで歯を失った子よりも長生きする傾向があるため、 ご飯を食べたあとには人間と同じく歯磨きをして歯垢・歯石対策をしてあげましょう。

3.半生のフードしか食べなくなる

半生タイプのフードはドライタイプよりも匂いも良く嗜好性が高いものが多いです。そのため、半生タイプのドッグフードを切らしてしまったときなどに急にドライタイプのドッグフードを与えても食べてくれなくなる恐れがあります。通常であれば半生タイプのドッグフードを新たに購入すれば良いのですが、災害時など購入が困難な状態になった時に困ることになるので普段からドライタイプのドッグフードやその他の物を食べさせてあげると良いでしょう。

4.フードが痛みやすい

半生タイプのドッグフードはドライタイプのドッグフードに比べると腐敗しやすく長持ちしません。夏場などは特に痛むスピードが速くなり気が付かないうちに愛犬に痛んだ 半生タイプのドッグフード を食べさせてしまう危険性があります。それを防ぐには 半生タイプのドッグフードは 一度に大量に購入をせずに小分けで購入するようにすると良いでしょう。

まとめ

半生タイプのドッグフードは それ自体が特に悪いわけではなく、 半生タイプのドッグフードはだけを与え続けると良くないことが起こりやすいと言った感じのようです。そのため愛犬のことを思って半生タイプのドッグフード以外の食べ物も愛犬に食べさせることが出来る方であれば 半生タイプのドッグフードも利用するのは問題ないのではないかと思います。